ドライシンドローム 痒みの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
今年の寒さで冷えがひどく 最近は肌も乾燥しています。
入浴すると全身の肌がピリピリして、さらに痒みがひどく、描き傷が出来て毎日繰り返し困っています。
漢方で何とかしたいと来局。
厳しい寒さと乾燥の環境、体の環境が季節の変化に対応しきれないようです。冷え、乾燥、痒みなどのドライシンドロームの状態のようです。
以前、冷え症で相談を頂いた方で、陽虚(体を温めるエネルギー不足)の状態に気血不足(元気と血液の不足)状態が有りました。漢方薬で改善していましたが、その後、漢方薬をお休みしていました。
今回も同じ漢方薬とお肌に潤い(津液)を与える漢方薬とスキンケア、養生を提案しました。再来され、全身の痒みも治まり、お礼を言われました。
中医学(伝統医学)に「未病先防」と言う言葉があり、健康と病気の中間のグレーの部分が未病で、「先防」は病気になる前に予防する事が中医学の真髄です。
今回のような痒みは、季節の変化と体からのサインがありました。体の気、血、津液と言われる体の大切な抵抗力やバリアを作る物質が不足(陰虚)して、ドライシンドロームと言う状態が起きたようです。
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